3.31 船出

「ガンバ」という言葉には不思議なチカラがある。

壁から落ちそうなときに、ガンバ、の声を聞くと力が湧いてきてこらえたり、登れたりする。

クライミング界や体操競技界の応援としては一般的な「ガンバ」というかけ声。

陸上競技界ではあまり聞かない。

陸上競技界では単純に「頑張れ」や「ファイト」、場面によっては「ラストー！」などの言葉が多いのかなと思う。

ある先生が言ってたんだけどただファイト！と言うのではなくて、○○君ファイト！みたいに名前を呼んであげるとより効果的らしい。

奥村先生、ガンバ！と言われると僕は大変チカラが出た。

一応登ってるのは僕です。。

完登はできなかったけど、13mまでは行けた。
高さが怖くて足がガクガクだった。。

壱岐に行く前に勝負しましょうと生徒が誘ってくれた。

最初は5mくらいまでしか行けなかったけど、登り方が上達したわけではないけど、生徒や先生の応援のおかげで挑戦するたびに更新することができた。。

でも生徒との勝負は完敗だった。。
大村高校横の金子饅頭で、アイス饅頭をおごることになった。

でも俺が買ったのは違う物だったらしい。すまん。。

そして今日、無事に壱岐市民になることができた。

壱岐分校には上野先生の教え子も赴任する。

陽気な彼だ。。

住んでいるところの近くには競技場もあるので彼と練習しようかなと思う。

最後に、、、今日、唐津港からフェリーで出発する際にはクライミングの生徒、先生が見送りに来てくれた。

クライミングの生徒たちと関わるようになって俺なりにできる形で支援してきた。（…つもり。）

でも今回、それ以上のものを与えてくれた。
一生の思い出だ。。

NAC.jrの子たちにも与えてもらった以上にたくさんのことを返していこうと思う。

たくさんのエールをありがとう！

明日から新天地で「ガンバ」らんば！！